テント

【レビュー】Coody Bestna(ブラック)|氷点下2℃・結露ゼロ・天窓から星空。冬キャンプで見えた買ってよかった理由と3つの注意点

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購入後、最初の試し張りで「畳むたびに巨大化する」という怪奇現象に遭遇し、そのままふて寝した過去があります。そんな因縁のテントを、外気温0〜2℃の茨城・サンガーデンキャンプフィールドでついに実戦投入してきました。

Coody Bestna(クーディー ベストナ)は、TC素材を使った大型エアテント。設営はエアポンプを使うだけ、収納は……毎回修行です。氷点下2泊3日で見えた「買ってよかった理由」と「3つの注意点」を正直にレポートします。

基本スペック

項目内容
製品名Coody Bestna(ベストナ)
ブランドCoody(クーディー)
テントタイプエアテント(フロア一体型)
使用時サイズ3.8×3.8×2.7m(中央)、サイド高:2.0〜1.3m
重量本体38kg/付属品15kg(合計53kg)
素材ポリコットン(ポリ65%・コットン35%)/フロア:PVC550g
エアポール直径15cm(ゴムボート用素材・減圧バルブ付き)
カラーベージュ・オリーブグリーン・ブラック・グレー
付属品拡張タープ・フライシート・TPUドア・TPUウインドウ×4・手動ポンプ・スチールペグ・張り綱・専用バッグ
定価¥275,000(税込)送料無料
購入先公式サイト・Amazon・楽天市場

購入経緯

きっかけはYouTubeでした。はまcampさんの「一目ぼれ厳禁」という動画を見て、一目ぼれしました。タイトル通り「見ちゃいけない動画」でした。

定価¥275,000という価格に悩んでいたところ、Makuakeで先行支援という形で購入できることを知り、定価より安く手に入れることができました。それでも「テント沼に深く踏み込んだ」感覚はありましたが、後悔はありません。

設営・撤収レビュー

設営は「広げてポンプを繋ぐだけ」の10分仕事

エアポールに直径15cmの極太タイプ(ゴムボート用素材)を採用しているだけあって、空気を入れれば見る見る立ち上がります。手動ポンプでも10分程度(実感)。今回は専用タープと連結し、「寝室=テント内」「リビング=タープ下」のスタイルで構成しました。タープはテント側をファスナーで繋ぐだけなので、1人でも問題なく設営できます。

撤収は「因縁の相手」

購入後の庭での試し張りで洗礼を受けました。畳もうとするたびに空気が抜けきらず、「なぜか畳むほどに巨大化する」という怪奇現象を体験。心が折れてそのままふて寝しました。

実戦では一度畳み直しを行い、ようやく本体を収納袋に収めることができました。ただしオプション品がやや膨らんでしまい、積載量としてはプラスマイナスゼロ程度の結果に。「空気を全部抜いてから一気に巻く」コツをつかめば改善しますが、慣れるまでは時間がかかると思っておいたほうがいいでしょう。

居住性レビュー

持ち運べるグランピングテント

中央天井高2.7m、フロアは3.8m四方の八角形。10cm厚の大型マット、座椅子、大型ストーブを配置してもまだ余裕があります。腰痛持ちでもノンストレスで過ごせる、言葉通り「持ち運べるグランピング」です。

天窓をTPUに交換した夜の話

Bestnaには大型の天窓があり、付属のTPUウインドウ(透明素材)に交換することで、幕内から星空を見上げられます。ただし、中央の天井高は2.7mあるため、素手では届きません。クーラーボックスの上に乗っての作業となりました。踏み台は必携です。

しかし、その苦労を忘れさせるほど、寝転びながら見上げる天窓越しの星空は想像以上に素晴らしいものでした。

耐候性レビュー

外気温0〜2℃・結露ゼロの実績

今回の使用環境は外気温0〜2℃、2泊3日。ストーブで幕内をガンガンに暖めましたが、結露は全くありませんでした。TC(テクニカルコットン)素材のコットン繊維が湿気を吸いながら外へ逃がす構造のため、化繊テントに比べて結露が起きにくいというのは本当のようです。加えて、鍋などの調理はタープ下で行い、湿気の出る場面を幕外に切り出したことも奏功したと思います。

風の日の「カチャカチャ音」:初日の夜に想定外の弱点が発覚

初日の夜、少し風が出たタイミングで予想外の問題が起きました。テントが風で揺れると、ファスナーの金具同士がぶつかり合い、「カチャカチャ」という金属音が響き続けます。ダブルファスナーの箇所だけでなく、シングルのチャック単体でも音が鳴るため、静かなキャンプ場ではかなり耳障りです。

チャックをテープで固定する方法も考えられますが、今度は開けるときに困るという問題があります。ガイロープをしっかり張って揺れを抑えれば多少マシになるかもしれませんが、まだ試行中です。

気になる点・デメリット

① 風の日のカチャカチャ音:耐候性のセクションで触れた通りです。風が出るとファスナーの金属音が鳴り止まず、睡眠に支障をきたすレベルになることがあります。これがどうしても嫌で、最終的に手放すことになりました。

② 天井が高すぎて手が届かない:天窓の交換作業で痛感しました。クーラーボックスを踏み台にして作業することになるため、折りたたみ式の踏み台を持参しておくことをおすすめします。

③ 撤収は一筋縄ではいかない:庭でのふて寝事件でも分かる通り、コツをつかむまでは時間がかかります。初回の実戦でも一度畳み直しが必要でした。

良いテントだとは思います。ただ、重さとカチャカチャ音で心が折れました。

Bestnaの特徴・ウリ

TC素材がつくるグランピング空間

フロア一体型の構造で地面との隙間が一切なく、厚みのあるTC素材が外気をシャットアウトします。外は氷点下でも幕内は守られている感覚が強く、「グランピングテント」という表現がそのまま当てはまります。

幕内でぬくぬくしながら外が見える

TC素材の安心感に加えて、TPUウインドウ(透明素材)を装着することで、暖かい幕内にいながら外の景色を眺めることができます。天窓をTPUに交換すれば星空を見上げることもでき、寒い夜でも「外にいる感覚」を損なわずに過ごせます。

窓の多さが生む「家のような使い心地」

前後のドアに加え、側面にも複数の窓が配置されており、シーンに応じてポリコットン・メッシュ・TPUを自在に切り替えられます。暑ければ開ける、寒ければ閉める。まるで家の窓のような感覚で幕内の環境を調整できるのは、このテントならではの体験です。

煙突ホール・ベンチレーション完備

薪ストーブ用の煙突ホールが標準装備されており、石油ストーブ・薪ストーブを問わず幕内に持ち込めます。前後2か所ずつ計4か所のベンチレーションは換気だけでなく、一酸化炭素(CO)対策としても機能します。

フライシートが標準付属

雨天時に備えたフライシートが最初から同梱されています。上からかぶせるだけで雨対策が完了します。

付録:氷点下を乗り切った暖房と寝具

参考まで、今回Bestna内で実際に使用した暖房・寝具の組み合わせを記録しておきます。

ストーブ:PASECO CAMP-25 出力を半分以下に絞っても、天井付近の温度は26℃まで上昇しました。ただしサーキュレーターを忘れたため、暖かい空気が高い天井付近に滞留してしまいました。天井が2.7mあるBestnaには、サーキュレーターが必須です。

マット:OneTigris DYNISLAND(10cm) 以前から愛用している極厚マット。10cm厚が砂利の凹凸と地面からの底冷えを完全にシャットアウトしてくれます。フカフカの寝心地もたまらなく、Bestnaの広さにサイズ感もちょうど合います。

シュラフ:Nuuca Sleep Max 今回初投入のニューギア。念のためホッカイロを貼って潜り込んだところ、「暑すぎてカイロを外に出す」ほどの保温力でした。氷点下でも朝まで熟睡できます。詳しくは別記事でレビューしています。

総合採点

項目点数コメント
設営・撤収のしやすさ★3/5エアテントは設営が楽と言われるけど個人的には大して楽にならなかった。撤収はコツが必要で要修行
居住性★5/53.8m四方・天井2.7m・天窓。テント内でできることの幅が別次元
耐候性★4/5結露ゼロ・氷点下実績は本物。風の日のチャック音は要対策
コスパ★3/5Makuake先行支援で入手したが、重さとチャック音で手放すことになった
デザイン★5/5黒×タープ連結のシルエットはキャンプ場で断トツの存在感
総合★4/55項目の平均

最新の価格・在庫状況はこちらからご確認ください。

Coody Bestna(ベストナ)

PASECO CAMP-25

OneTigris DYNISLAND(10cm極厚エアーマット)

まとめ

Coody Bestnaを5点で整理します。

  • TC素材のフロア一体型エアテント。広さ・天窓・グランピング感は間違いなく本物
  • 外気温0〜2℃で結露ゼロの実績。煙突ホール・ベンチレーション完備でストーブとも相性抜群
  • 風の日のファスナー金属音は要対策。静かなキャンプ場ほど響き、睡眠への影響が大きい
  • 設営は10分のエアポンプ作業で完了。撤収は慣れるまで時間がかかる
  • 良いテントだとは思う。ただ、重さとカチャカチャ音で最終的に手放した